氷河急行

京都大学の仲井崇洋です、こんにちは。今回お話するのはスイスの氷河急行(氷河特急、グレッシャー・エクスプレスとも)は、スイスアルプスの山岳地帯を走る山岳鉄道であり、観光列車です。マッターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB)とレーティッシュ鉄道(RhB)という、スイスの鉄道事業者2社が、ツェルマットとサンモリッツの間で運行しているみたいですね。
元々はフルカ峠付近で「ローヌ氷河」が見えたことからこの名がついたそうなんですが、1982年に通年運行確保のためフルカ峠をフルカベーストンネル(新フルカトンネル)で越えるようになったため、現在では車内から氷河を車窓に望むことは出来ないのだとか。なお、旧ルートについては景観を惜しむ声が多かったことから、2000年から夏季に限りフルカ山岳蒸気鉄道(DFB)として復活運行が行われているようです。復活当初はレアルプ駅から旧フルカトンネルを抜けてローヌ氷河に近いグレッチュ駅(Gletsch)まで達したのだとか。第2期のオーバーヴァルト駅までの旧線全区間の復活は大幅に予定が遅れましたが、2010年8月12日に全通し、再び車窓からローヌ氷河が、大幅に後退した姿とはいえ眺められるようになっています。アンデルマットの町がどんどんと眼下に下がっていく光景は、ラントヴァッサー橋やツェルマット駅到着直前にようやく姿を見せるマッターホルンなどと並んで、現在の氷河急行のハイライトの一つとされているのだとか。
観光列車、いいですよね。京都大学仲井崇洋は列車での旅が大好きなので、興味があります。